iwatch's blog

ロック好きの会社員。ここでは主に邦楽ロックのライブレポを書いています。

ARABAKI ROCK FEST. 14 4/27

アラバキ2日目!!

7時にホテルのロビーで全員集合→タクシーで仙台駅→シャトルバスで会場に9時ごろ到着。
メインゲートへの列に並んで10時の開場を待っていたら、10分ほど早く開場してくれた!

この日の拠点は陸奥に作ってもらって、花笠へ移動。


■ハルカトミユキ

ハルカは美人だけど繊細そうな女性だった。

見覚えのあるドラマーがいるなと思ったら、元シロップの中畑だった!
VOLAもやってるけど、やっぱり暗い音楽も好きなんだなぁ。

2曲目でキーボードのミユキがステージを颯爽と吹き抜けるように踊り出す!
何か・・・新しい!

楽しい曲はこれで最後ってことで残り2曲は落ち着いた曲を演奏。

後で調べたらハルカトミユキは俺と同じ大学出身なのを知った。
ミユキの紹介で「奇人」と書かれてて吹いた(笑)。
ビバラロックでまた観よう。


セトリ(セトリ!!!より)

Vanilla
マネキン
アパート
青い夜更け


福島の風とロックで販売してたバクホンバーガーをラコスバーガーでまた販売するという情報をゆかりちゃんに聞いて、
キリカと二人で行ってみたら、みゅんちゃんが働いてた(笑)。
「え?」って言っても反応してくれないから、何度も「え?」って言っちゃった^^;
まさかのサプライズだった~!



東京カランコロン

チェコが好きならハマると友達に言われて観ることにした東京カランコロン
確かにチェコに通じるものを感じる楽しい音楽!
【J-POPって素敵ね】って曲が良い感じで、東北出身のギターの人がちょろっと歌って、
歌詞を「アラバキロックフェスティバルって素敵ね♪」と替え歌してた^^
このバンドも音源を入手しようっと!


セトリ(セトリ!!!より)

少女ジャンプ
16のBEAT
恋のマシンガン
true!true!true!
J-POPって素敵ね


その後は拠点に戻って2日連続寝不足だったので寝ることに。
ぼんやりとした意識の中、クリープハイプのハイトーンボイスが聴こえてきた。

その後はホルモンをちょろっと観て(物凄くたくさんの人がいた・・・)、鰰へ移動。



ストレイテナー

今年のアラバキは天気がすごく良かったけど、砂ぼこりが半端なかった。
レジャーシートも砂ぼこりまみれになるほど。
ステージの前の方はみんな盛り上がるから砂ぼこり地獄。
テナーはそれでも前の方で観たいからマスクを着用して待機。

1曲目はいきなり【From Noon Till Dawn】!!!
からの【Discography】という熱い流れ!!
3曲目には【羊の群れは丘を登る】。
音流でもこの辺の位置だったから、最近の定位置なのかな。


ホリエ
「昨日からアラバキに遊びに来てて、昼間から飲んで楽しんでます!
会場に入るときに『ストレイナーさんですか?』って言われて(笑)
昨日ブラフマンは『ブラフマンズ』って言われたらしいです(笑)
アラバキ最高!(笑)」

「ストレイナー」って特急の名前みたいだな(笑)。


ホリエがピアノに移動してバラードかなと思ったら、神アレンジの【SAD AND BEAUTIFUL WORLD】!
ピアノで静かに始まり、途中で全楽器入って爆音に!
このアレンジの音源化希望!

そして【シンデレラソング】!
テナーアジカンと違って最近の曲でも盛り上がれて楽しい♪
基本的にガチなファンしか集まらないからだろうけど。


【Melodic Storm】を演奏して、最後はバーサーカーかなと思ったら、OJがブルースハープを持って前に出てきた!
この時点でガチなテナーファン歓喜!

シンペイ
「ロックンロールを1曲!!」

【YES,SIR】!!!!
うぉっしゃー!!!
今回のアラバキで一番テンション上がったかも!
前に突っ込んでモッシュして、最高のラストだった!!!
【YES,SIR】最高!!!


セトリ

From Noon Till Dawn
Discography
羊の群れは丘を登る
SAD AND BEAUTIFUL WORLD
シンデレラソング
Melodic Storm
YES,SIR



the HIATUS

開始にちょっと遅れて陸奥に到着。
3曲目終わった辺りでMCに。

細美さん
「ハイエイタス今年初ライブです!
俺は神様は信じてないけど、本当にありがとう!

泣いてねぇよ!
いや、ある人を想って作った曲をその人の前で演奏できて、こんな嬉しいことはないと思ってさ!

おっさんだな(笑)。
アラフォーじゃなくて初老の41歳です(笑)。

機材車のハイエースに乗っていわきから一人で会場に来たら、「今日は運転手さんお一人ですか?」って言われてさ(笑)
昨日ブラフマンブラフマンズって言われたらしくて(笑)
大丈夫かアラバキ(笑)」

ブラフマンズはネタにされまくりだな(笑)。
てか、こんな若さに満ちた初老は細美さん以外いないだろうな。すげぃ!


曲は新しいアルバムから結構演奏してた。
そんな中で1stから【Silves Birch】やってくれて嬉しかった♪


細美さん
「めっちゃ楽しいな!

何か調子いいなと思ったら朝TOSHI-LOWと走ったからだな。
TOSHI-LOWのホテルまで走って迎えに行くよ、って走っていったら、仙台の通勤の人達がゾロゾロいるとこでTOSHI-LOWが巨木相手にシャドーボクシングしてた(笑)」

一緒にランニングってどんだけ仲良しなんだ(笑)
TOSHI-LOWもMCで細美さんのこと話してたし、お互い大好きだな^^


細美さん
「今年も呼んでくれてありがとうございます。
しかもこんなステージに出させてくれて。
半分くらいはマンウィズ待ちだろうけど。
うそうそ(笑)

1年目、アラバキが復活してから出てて、気持ちが変わるってわけでなく、どんどん厚みが増していって。
音楽やってると金なんか回らなくて、セッティングとかも自分達でやってます。
お前らとの距離もどんどん近くなってくからよろしく!」


ラストは【Insomnia】!!!
大合唱する部分すごく好きだ!
シートのとこで盛り上がってたらねっつさんに見つかった(笑)。


セトリ(ツイッターより)

Deerhounds
Stom Racers
Something Ever After
Horse Riding
superblock
silver birch
Thirst
Tales Of Sorrow Street
The Flare
Insomnia



ACIDMAN

最初の方にやってた【to live】って曲が格好良かった!
【赤橙】もやってくれて熱かった!

アイソトープ】でサトマが前に出てきて、帽子が吹っ飛んだ!
そういえば昔mixiACIDMANのコミュに「サトマの帽子が吹っ飛ぶ瞬間」みたいな感じのトピックがあったな(笑)。


大木
「オオカミ(マンウィズ)より俺達を選んでくれてありがとう。
『当たり前だよ』なんて泣きそうです。

オオカミ達とはこうすれば(着ぐるみを取るジェスチャーw)友達なんだけど。
そのオオカミ達とも、嫌い合ったり、憎しみ合ったり、争い合ったりしてる人達とも元々は一つで、この体もこの空気も遠い星から来たもので出来ていて。
今日夜に星を観たら、あの遠い星から来たもので僕らは出来ていて、やがては死んで、また生まれ変わっていって永遠に続いていくってことに思いを馳せてください。
そういうことを歌った曲をやります。ALMA」

久々にACIDMAN観たけど良かった^^


セトリ(ツイッターより)

SE 最後の国
to live
アイソトープ
赤橙
EVERLIGHT
ある証明
ALMA



THE BACK HORN 「KYO-MEI×荒吐

アラバキ陸奥の大トリは様々なセッションと決まってるが、今年はバックホーンだと発表された時は意表を突かれた!
しかも持ち時間は一時間半!
期待せずにはいられなかった!


開始時間になると珍しくSEなしでメンバー登場!

将司
「一夜限りのセッション、楽しんでってくれよ!」

というわけで早速ゲスト登場。
憂歌団から内田勘太郎(ギター)さんとMONSTER大陸から千賀太郎さん(ブルースハープ)。
曲は【冬のミルク】。
ちょっとアコースティックな感じで、ブルースハープの音色が曲に彩りをもたらしていて良い感じ!


続いて4人だけで【サニー】と【声】を演奏。
サークル作って土下座して地面バンバン叩いてる連中がいた。。
バックホーンそんなバンドやない(´・ω・`)
ま、そういう新しい層も聴くようになったってことだな。


マツは

バックホーンはアラバキ皆勤賞ですが、今回大トリの話をもらって恐れ多くもあり、そういうバンドになったんだなぁという思いです!」

と感慨深く話してた^^


そして第2弾ゲストはチャラン・ポ・ランタンから小春さん。
楽器はアコーディオンで、何をやるのかと思ったら【罠】!
これがレトロなテイストを曲にもたらして、とてつもない化学反応を起こしてた!
暗闇の中、赤い光に照らされた小春さんの妖しい雰囲気も良かったし、素晴らしいコラボだった!


再び4人に。
将司もギターを持った。

将司
バックホーンは先月、先月じゃない、今月『暁のファンファーレ』というアルバムを出しました。
その中からの曲を聴いてください」

ということで【シンメトリー】を演奏。
ダークな【罠】から一転して明るいサウンド。
初めてライブで聴いて、音源よりも良いなと思った^^


中盤はゲストボーカルを招いたコーナー。
一人目はエレカシから宮本さん!

宮本
アラバキー!エブリバディ!」

バックホーンがカバーした【悲しみの果て】を熱唱!
将司と宮本さんのダブルボーカル最高に格好良かった!


そして二人目のゲストボーカルは鬼束ちひろ
10年前に歌とピアノだけでバックホーンのカバーの音源を送ってきたのが縁で仲良くなったらしい。

しかし、色んな意味で衝撃だった。。
まず太りすぎていて記憶の中にある鬼塚ちひろの姿では全くなかった。
歌も音程外しまくりで全然上手くなかった。
(曲は【空、星、海の夜】。鬼束ちひろならこの曲だろうなという予想的中)

間奏ではヘドバン(キリカの話だと「ホルモン?」とつぶやいてた人が近くにいたとか笑)。
それから将司と手を繋いで最後まで熱唱!(見てはいけない瞬間を見てしまった気がした。。)

そして最後に

「宮城・福島に復興の光を!」

と祈りを叫び去っていった。。
鬼束ちひろがゲストとして参加することを知ったときは面白いなぁ!どんな感じだろうと期待してたけど。
あまりに衝撃過ぎた。。
あの人は実は鬼束ちひろじゃなかったと言われたら普通に納得するレベル。マジで。


会場全体も唖然とした感じだったけど、その後の展開で一気に持ち直した!
めかるストリングスというストリングス隊が参加して、【戦う君よ】と【シンフォニア】でコラボ!
これがFFの闘いの音楽みたいに格好良くて最高だった!
今回のセッション曲は定番曲多かったけど、どれも今までの曲のイメージを塗り替える素晴らしいコラボだった!


将司
「音楽に力をもらって、良い明日をみんなで生きて行こうぜ!」

ということで本編ラストは【世界中に花束を】。


アンコールでは【コバルトブルー】が演奏されて、こりゃ突っ込むしかねぇ!とモッシュに突入!
滾る!!!

そして最後はシークレットゲストの川内太鼓・津軽三味線・西馬音内盆踊りの20名くらいが登場して、

将司
「祭りだーーー!!!」

ってことで【刃】!!!
最っっっっっ高にテンション上がった!!!
最後の最後に最強のコラボ!!!
(ACIDMANの一悟が上半身裸で踊りで参加してた笑)

本当に最高の瞬間を体験できて大満足だった\(^o^)/


セトリ

冬のミルク with 内田勘太郎(from 憂歌団) / 千賀太郎(from MONSTER大陸)
サニー

罠 with 小春(from チャラン・ポ・ランタン)
シンメトリー
悲しみの果て with 宮本浩次(from エレファントカシマシ)
空、星、海の夜 with 鬼束ちひろ/曽我淳一
戦う君よ with めかるストリングス
シンフォニア 同上
世界中に花束を 同上

en.
コバルトブルー
刃 with 川内太鼓 / 津軽三味線 / 西馬音内盆踊り / 浦山一悟(from ACIDMAN)


バックホーンが去った後はアラバキの主催代表の菅真良さんが登場して、来年15周年を迎えるアラバキの開催を宣言。
その後、東北で大きいプロジェクトを企画していると発表してた。
どんなことをやろうとしてるか楽しみ^^


会場を出ると出店のおじさん・おばさん達が見送るために並んでて、タッチしながら別れを告げた。
帰りはキリカと二人で会場からの夜行バスで帰った。
次の日普通に仕事でちょっときつかったけど、その引き換えに良い2日間を過ごせたから全然良かった。


遠征費用・宿代等お金結構かかるし、首都圏でも春フェスが増えてきたから、アラバキは今年で最後にしようかなと密かに思ってたけど、まだまだ卒業できそうにないな。
来年もアラバキ絶対行くぞー\(^o^)/