iwatch's blog

ロック好きの会社員。ここでは主に邦楽ロックのライブレポを書いています。

マニアックヘブンツアーVol.11 名古屋

11/3

マニアックヘブンツアー Vol.11
@名古屋 BOTTOM LINE


【ネタバレ注意!!!】


バックホーンのシングルA面曲を一切やらないレア曲尽しのマニアックヘブン
今年はツアーってことで、初日に行ってきた!


去年のマニヘブはキネマ倶楽部開催で先行がいつなのかよくわからず、いつの間にかソールドして行けなかったので2年振りの参加。


現地に着いてまず目に入ったのがマニアッ君の着ぐるみ!
残念ながら一緒に写真撮るのは禁じられてた^^;


開場時間過ぎてたけど、まずは隣のBL Cafeで行われていたギャラリーを見ることに。


バックホーンメンバーの等身大パネルがまずお出迎え。
歴代のグッズのTシャツやここ最近のライブ(野音ワンマン、ロッキン、9mmナシスとのツアー、川崎でのレンジやムックとのツーマン)写真、メンバー作のアルバムのジャケットの原画、メンバーの手形などが展示されていた。


マニアックドリンクを飲もうと列に並ぶとスクリーンに栄純が書いたマンガの映像が流れてた。


乳毛が札束に変わる装置で我を忘れるメンバーに将司が「音楽を忘れちまったのか!」と喝を入れ、その装置にちん毛を入れて爆発するという話と、舟えもん(光舟がドラえもんに変装)が道具を出さずにメンバーを苦しめ、栄純が信長を過去から連れてきて舟えもんを懐柔しようとするも逆に舟えもんは戦う気満々になるという話。
わけわからんw


マニアックドリンクは


何処へ行く(将司)
ホログラフ(マツ)
言葉にできなくて(栄純)
負うべき傷(光舟)


の4種類。


マニアックといったら将司だろってことでチャレンジ。
ウイスキーと焼酎と何かの強い酒をソーダ割りしたもの。
全く美味しくなかった^^;
ほんと、何処へ行く、って感じ^^;


ライブ会場は横長でキャパ750人よりも広い感じがした。


そして、ほぼ定刻で開演!
マニアックヘブン」と奇怪な声が入った不気味なSEが流れる。


栄純が走って登場!
栄純と光舟が楽器を銃みたいに構えて遊んでた^ ^


一曲目は…


【ハッピーエンドに憧れて】

アルバムの1曲目でも何でもないカップリング曲からスタート!
マニアック!


【証明】

この曲は最後まで曲名が思い出せなかった^^;
『太陽の中の生活』と『THE BACK HORN』の2枚には少しそういう曲がある。。

だけど、今回で完全に覚えた!
サビの途中の「オーーオーオーオー」が良かった^ ^


【真冬の光】

2009年に初めてマニヘブ行った時もやってた曲!
あの時は本編の終盤にやってた。
懐かしい^ ^


~MC~

マツ
マニアックヘブンツアーVol.11(じゅういち)始まりましたねぇ!

名古屋でのマニアックヘブンは9年ぶりの2回目ですね!

(だいぶ中略)

曲が始まって3秒して、『なんだっけこの曲?』ってのもあると思うんですよ。
でも、それも醍醐味なんで!」


【証明】の時の俺の状態だ^^;
この後は全部わかったけどね。


【異国の空】

将司がギターを演奏。
B面ベストのツアーで一曲目だったから、その時の光景を思い出した。


【白い日記帳】

ダッダッダッダダとマツのドラムで開始!
それに合わせて巻き起こる手拍子!


これも初めて行ったマニヘブの時に演奏してて、その時は一曲目だったから強く印象に残ってる!


【新世界】

たぶん初めてライブで聴けた!


"超えられぬ壁があり 変わらぬ人の心
「でもどうにかなる」 なんて言葉
言う奴は死んでくれ

超えられぬ壁はある でも超えられる壁もある
「それだけでいいじゃねぇか」なんて
見下す奴に言った"


いい歌詞だ。。
初期のバックホーンって狂った歌詞、病んだ歌詞がある一方で、こんな歌詞もあって、音楽性含め本当多種多様!


マツのラップも格好良かった!


【怪しき雲ゆき】

ダークゾーンに突入!
マニヘブ定番曲という印象!
激しい曲調に盛り上がる会場!


【ミスターワールド

ダークで退廃的な曲調と歌詞。


"羽の折れた天使の
死体に精液をぶちまける"


の部分で将司が股間でアレをしごく仕草をして盛り上がった\(^o^)/


そしてライブオリジナルのアウトロに突入!
おどろおどろしい雰囲気!
将司が栄純のギターのネックをしごいたりしててカオスだった\(^o^)/


【運命複雑骨折】

ダークで激しく病んでて狂気に満ちた曲!
ここまでで最大の盛り上がりになった!


結構前のKYO-MEI対バンライブでもやってた事を思い出した。


"張り裂けそうな未来はいつだって
運命複雑骨折"


響く歌詞だ。。


~MC~

マツ
「いやぁ~マニアックですねぇ!!」

(中略。てか忘れた。。名古屋をツアーの初日にしたかったと話してたかな。)

光舟
マニアックヘブンってVol.0から始まってるから数え方難しいんだよ。
一夜限りと言いつつツアーだし笑」

将司?
「その日その場所では一夜限りだから笑」

光舟
「そうか笑。

マニアックって言っても人によって違うからなぁ。
俺らがマニアックと思っても、『マニアックじゃない!』って人もいると思うし、【コバルトブルー】がマニアックって言う人もいると思うし笑」


そんなマニアックの定義の話をしてたら栄純が…


栄純
「マニアックだねぇ~、マニアックだねぇ~って頭おかしい奴みてぇだな笑」


ウケたwww


あと何かのタイミングで将司が「マニマニマニ~!」って言ってたw


ギャラリーの話題に。


マツ
「会場の設営を手伝ったんですけど、大きいパネルになった写真見ると、俺らって格好良いなぁ!と思って。
格好良いっていうか汗が似合うなって笑」


続いてマニアックドリンクの話題。
あんま飲んでる人まだいない雰囲気だったから詳細は話さないことに。
今回は会場毎にメニューが違うと言ってた!


ちなみに将司は毎回一度は美味しい味になるけど、美味しさの先を目指してマニアックな味を目指すと話してた笑。


【負うべき傷】

THE BACK HORN』から。
歌詞でかろうじてわかった^^;
初めてライブで聴けた!
マニアック…!


【ガーデン】

将司がギターを演奏。
これもマニヘブ定番曲という感じがする。
何処までも悲しく綺麗な曲。


"永遠の愛なんて欲しくない
悲しみに咲く花がいい"


悲しみがこもったメロディと歌い方によって、永遠の愛を手に出来ない悲しみが、この歌詞だからこそ痛いほど伝わってくる。。


【砂の旅人】

聴きたいと思ってた曲!
静かに心の中で盛り上がってた!


表現するのが難しいけど、悟りを開いたような穏やかな曲調と歌詞から、サビに向かって昂ぶっていく展開が好き^ ^


将司
「本当にツアーは名古屋から始めたかったんだよ!
名古屋は熱さを返してくれるから。
名古屋が1番すごかったって思えるように盛り上がってくれよ!
それを越えていくから!」


いよいよクライマックスへ突入!


【旅人】

旅人繋がり!
将司がギターを演奏!


そして【青空】【イカロスの空】【共鳴】とカップリング曲の上がるナンバーを連発!!


特に【共鳴】が今まで聴いた【共鳴】の中で1番良かった!
ダイバーも1人出てて、会場の熱気を感じた!


そしてアンコール。


マツが「来年も名古屋に来ます、来年は20年を総括するような1年にします!」と充実した表情で語っていた^ ^


将司
「去年のマニアックヘブンで作った曲、まだライブでやってなかったんだ。
聴いてくれ!」


【夏の残像】

去年のマニヘブ行けなかったけど、その時作ったのがこの曲だったのか!


今回、最近の曲でやったのは【夏の残像】のみ。
去年のセトリを見たら『リヴスコール』からの曲もやってた。
今回は結成から10年までの曲がほとんどだったから、マニアック度高かった!


曲が終わると栄純がギターを置いて、光舟の方へ。
かしこまった感じで光舟のベースを受け取り、光舟は栄純のギターを構え、マツがドラムセットから離れ、入れ替わりで将司が入り、マツが台本みたいなのを持ってマイクスタンドの前へ!


【天気予報】

マニヘブではほぼ定番になったこの曲!


演出なんだろうけど、マツは相変わらず台本風のカンペ見ながら歌詞を朗読していた。
その割に曲が始まる前のオリジナルの語りのとこはカンペ見ずにこなしてたw


個人的には次回マニヘブでマツのボーカル曲やるなら【未来ネズミ】がいいな^ ^


【ピンクソーダ

メンバーが元のポジションに戻り演奏!


インディーズ1枚目のアルバムの冒頭曲!
マニヘブほぼ定番曲だけど、やっぱり良い!


"こんな世界なんて
爆弾で吹き飛ばしちまえ"


\(^o^)/


【さらば、あの日】

ラスト!


ふと思ったけど、なんでいつもマニヘブのラスト曲にしてるんだろ?
大好きだし毎回聴けて嬉しいから良いんだけどね!


"馬鹿だろう 
今 俺は何も無い故に何処へでも行ける
ただ願う 咲け花"


咲け花。。。
心からそう思う。。。


というわけでマニヘブ終了!
来年もやってほしい!
いや、来年は20周年だからきっとやるだろう!
楽しみだー\(^o^)/


セトリ

ハッピーエンドに憧れて
証明
真冬の光
異国の空
白い日記帳
新世界
怪しき雲ゆき
スターワールド
運命複雑骨折
負うべき傷
ガーデン
砂の旅人
旅人
青空
イカロスの空
共鳴

夏の残像
天気予報
ピンクソーダ
さらば、あの日