iwatch's blog

ロック好きの会社員。ここでは主に邦楽ロックのライブレポを書いています。

情景泥棒ファイナル

5/20

THE BACK HORN
20th Anniversary
「KYO-MEI ワンマンライブ」 ~情景泥棒ファイナル~
@Zepp DiverCity Tokyo


3月にリリースされた新しいミニアルバム『情景泥棒』のリリースツアーのファイナル公演に行ってきた!!


今回のツアーは20周年記念ということもあり、セトリはリクエストを基に作られていて、ファイナルはそれまでの公演でやれなかった曲もやるってことで、3月の大阪公演とどれくらい変わるのか期待しながらこの日を待っていた。


ちなみに元々ファイナルは対バンもいる予定だったけど、なぜか途中でワンマンに切り替わった。
ワンマンの方が曲多いから全然問題なかったけれども。


妻とライブ会場に行ったら、ドリンクコーナーのとこで、はち・こばっち・ヒロ・おぎちゃん、フロアに入るとオスギさんに会えた!


栄純側で待機して、開演の暗転で人が前に流れ出したので勢いで前方エリアへ!


その際にステージから2本の花道が伸びてることに気付いた!
新しい試みだ!


今回のSEはオシャレで穏やかな雰囲気から始まり、だんだんカオスになっていく感じ。


前へ流れて、将司の正面に行くことが出来た!


光舟側でずっとバックホーン観てきたけど(バックホーンに限らず大体スタンディングのライブは下手側で観てるが)、最近は将司の正面でライブが観たい気分。


栄純が勢いよく登場^ ^


将司は大阪でも着てた黒いアシンメトリーのヒラヒラした服装(ドルマンスリーブという服なのね)。


すごい似合ってるし、俺も欲しいと思った!


【がんじがらめ】

1曲目は大阪と同じく新譜からこの曲!


"がんじがらめがらめ 一度ミスったら即終了"


初期にあったヤケクソ感やサウンドの狂ったテイストが気に入ってる^ ^


盛り上がるし、歌わせてくれるとこもあるし、掴みはバッチリな曲!


ラフレシア

早くも大阪とセトリ変えてきた!
てか、ライブでやるのいつぶりか?!


将司が上手側の花道にやってきて、テンション上がった\(^o^)/


久々でテンション上がった人が多かったようで盛り上がった!
"オーオオー!!"ってみんなで歌えるのも熱いポイント!


【幾千光年の孤独】

この曲も今までのセトリと違うし、久々だし、自分としてはバックホーンを知った曲(バックホーンといえばこの曲というイメージが長くあった)だから、ゲキアツだった!!


Aメロのベースラインの邪悪な感じが良い^ ^


ダークで激しい曲が続いて、会場もヒートアップしまくり!!


マツ
「KYO-MEIワンマンツアー情景泥棒ファイナルになりました!
バックホーン20周年最初のファイナルです!

20周年のタイミングで全曲新曲の新しい作品が出せて嬉しいです!

今日は色んな情景をはきだして、みんなに自分たちの情景を盗んでもらおうと思ってます!
今日も忘れられないライブにしましょう!」


【赤眼の路上】

去年の野音でも演奏したなぁと思いながら聴いてたけど、やってなかった。。

久々なはずなのに何故か久々に感じなかった。。


【罠】

かつてライブで毎回やっていた定番曲。


モッシュが起こりまくってしんどいし、そんなモッシュするような曲ではないと個人的には思ってる^^;


ツイッターのフォロワーさんが"戦争を批判した歌詞"とつぶやいてるのを見てから、より歌詞を深く味わって聴くようになった。


"優しさを信じ 全てを許して
慈しむように ただわかちあって わかりあって"


最後の歌詞は悲劇の連鎖を止めようという祈りの想いなのかな。。。


雷電

大阪との被り2曲目!


イントロで光舟が竹の子のポーズを促して、BRAHMANのSEの時みたいな状況になってた^ ^


大好きな曲で本来ならブチ上がるとこなんだが、近くで1人暴れすぎな輩がいて、いまいち曲に集中出来なかった。。


最後に延々と続くサビが全力感パねぇ!!!


【墓石フィーバー】

曲が始まった瞬間、この流れは鬼だ!と思ったw
ヤバすぎっしょ?!
盛り上がりは増す一方!!


"どうせ死ぬなら1人は嫌だね"
"世は阿婆擦れかい?"


と原曲とは違い、語りかけるような口調で歌う将司^ ^


カメラ入ってないから2コーラス目のBメロの歌詞はもちろんキチガイver.!!


"閻魔公認による キチガイのライセンス
誰を殺してみても キチガイだから大丈夫"


キチガイver.のとこを将司が上手側の花道で歌ってる後ろで、光舟と栄純が将司を煽るような動きしてて上がった\(^o^)/


曲が終わると将司がギターを持った。


【情景泥棒】

新譜と同タイトルの曲。
勢いがあってライブ映えするし新譜の中で1番好き!!


サビの頭で"情景泥棒ー!"ってシンプルに曲名持ってくるとこもツボに入ったポイント^ ^


これからもライブでやってほしい!!


赤・緑・青、他の色もあったかもしれないけど、カラフルな照明が印象的だった。


【情景泥棒~時空オデッセイ~】

この曲でも将司ギターボーカル。


この曲は後半のインスト部分が特にカオスだから、異世界にトリップしてるような気分になって聴いていた。
すごくいい!!


その部分で栄純が上手側の花道で恍惚な表情を浮かべながらギター弾いていた^ ^


【光の螺旋】

3曲連続新譜からアルバム通りの流れでの演奏。


【がんじがらめ】や【情景泥棒】が特に好きだからアルバムで聴くと霞んだ印象があったけど、ライブで聴くと良いなと思えた!


メンバーそれぞれの名前が入った凝った熱い歌詞だけど、最後の方の"共に信じ行こう"って歌詞が良い!
バックホーンと共に自分たちはあるんだなと思える^ ^


そしてMCタイムに。


マツ
「最高ですね!

(客「うぉぉぉ!!)

いや~最高ですね!!」


同じ言葉を繰り返すマツに会場が笑いで包まれたwww


マツ
「3月に『情景泥棒』を出した時は地方で"松田は情緒不安定なんじゃないか"って言われましたけど、ツアー回ってきてまだまだやれると思いました!」


将司
「期待通り狂った絵を描いてくれて!
あっちと繋がってるよね!」


光舟
「何と?過去と?」


将司
「いや、違う。
アナザーワールド!」


マツ
アナザーワールドね!」


光舟
「MC中に靴下直すのやめてくれない?」


ウケるwww
その直後にも喋りながら靴下を直すマツwww


『情景泥棒』のジャケットの絵を最初に見た時は、昔のカオスなバックホーンのテイストがあってワクワクした^ ^


曲はそうじゃないんだろうなと思ったけど、そういう曲も半分近くあったから良かった^ ^


マツ
ダイバーシティは『リヴスコール』のツアー以来ですかね。
ワンマンでは。」


光舟
「『何処へ行く』の再現ライブもここだったよね。
スピードスターの。
そういうのいいかな。」


栄純
「このステージどう?」


光舟
「羽子板?」


栄純
「上から見ると羽子板みたいに見えるよね。
何て名前かわかんなくてさ。


(客「花道~」)


花道っていうんだ!

"でっぱり"って呼んでたよ~!w

これは光舟が考えたんだよ!」


光舟
「そういうのいいんだよ!

そこの凹みは何て言うんだっけ?」


栄純
「ボコ?」


光舟
「じゃあ(花道は)デコだ!」


【がんじがらめ】の歌詞から引用したのかな^ ^


どの曲で誰が花道に来たか少ししか覚えてないけど、臨場感があって花道すごく良かった!


マツ
「どのタイミングでバックホーンに出会った人にも皆さんのおかげで今の自分達があるんで感謝しております!」


【桜雪】

3月や4月あたりにやることが多い曲だから意外だった!


最後に演奏が激しくなるところに痺れた!


【奇跡】

ラード曲が続くと思ったから意外だった!


この曲は2回目のサビの後が最高に格好いい!!


数年前の雨の中の野音風とロック)で3曲くらいのセトリなのにこの曲をやったのが最高すぎて強く印象に残ってる。


カラオケでのけーくんの踊りも思い出すなぁ^ ^


将司
「まだまだ祝われ足りてないぞー!
祝ってくれよー!
まだまだ行けるかー!!」


【儚き獣たち】

新譜から。


靴ひもがほどけてることに気付いて、いまいち曲に集中出来なかった。。


サビ以外の部分の照明が暗くて足元が全く見えなくて、盛り上がってるサビの時にしゃがむのは気が引けては直せんかった、。。


【導火線】

キタコレ!!!


セトリ変わるという話があった中、この曲はまた聴けたら良いなと思ってた!


セトリ変わりまくってるのに、まさかカップリングのこの曲が残るなんて!
(この曲の後の方だけど【シンフォニア】や【無限の荒野】もセトリに残らなかったのに!)


嬉しすぎてテンション上がりまくった!!!


ハンドクラップとか、"オーオーオーオー!"と歌えるとことか、メロディの良さとか、勢いとか、もう楽しめる要素しかない!この曲!!


去年のロッキンで聴けた時もメッチャ楽しかったなぁ!!


これからもライブでやり続けてくれぇ!!!


【刃】

【導火線】で上がりまくってからの【刃】!!
今回のライブで1番熱いゲキアツな流れだった!!


大阪ではやらなかったから今年初【刃】!!


2コーラス目のとこで光舟が上手側の花道に来て、光舟の方見て歌ってたら目が合って、光舟も歌ってて、一緒に歌ってる気分になって熱かった!


靴ひも直せないままだったけど、この2曲の時はその事が頭から消え去るほどブチ上がりまくりだった!!


【コバルトブルー】

ライブ版のイントロの時に靴ひも直せた!


将司が歌う前に「風の中にいても負けんなよ!」みたいな事を言ってて上がった!


盛り上がりすぎて、前方のフロアは人が入り乱れてダイバーも続出してグッチャグチャだった^ ^


最後のサビの始まりの"俺たちは"のタイミングで思い切りジャンプ!!


最後の"オーオーオーオーオー"で思い切り歌い叫べて最高だった!!


【Running Away】

本編ラストは新譜の始まりの曲。
セトリは大分変わったけど、新譜の曲のセトリ配置は変わらず。
今回のツアーの骨格のような役目を果たしていた曲たちだと思う(リリースツアーだから当たり前か)。


この曲も【がんじがらめ】や【情景泥棒】に比べると霞んでたけど、だんだん良いと思えるようになってきた!


みんなで"ウォー ウォー"歌えるとこあるし^ ^


本編が終了し、アンコールに!


マツ
「前回の東京やゼップ両方に来てくれた人も、今回だけ来てくれた人も、ありがとうございます!」


その東京がゼップ公演だったのではwww


マツ
バックホーンは去年から野音ライブでしたり、ベストアルバムを出したり、20周年に向けて助走してきましたが、今年新しい作品を出して、ツアーをして、旅立ちました!」


"旅立ちました"ってwww


マツ
「旅立ってリアルに戻ってきたと。。。

ここで新しいツアーの発表をします!
10/1新宿LOFTから始まるツアーの名前は…

(客「うぉぉぉ!!」)

そんなすごくないですよ。。」


将司
「言い方、言い方www」


マツ
「"ALL TIME BESTワンマンツアー、KYO-MEI祭り"!!」


祭りってことで、将司と栄純が阿波踊りみたいに踊ってたwww
(いや、あれは阿波踊りじゃないけど観たことある踊りだった。小さく前ならえみたいな手の位置で両手を交互に回転させて…)


マツ
「そしてツアーファイナルは2019年2月8日、日本武道館です!!」


またもや将司と栄純、光舟も加わり踊ってたwww


マツ
「今日の19時に解禁なんでここだけの情報です!
21分巻きですねwww」


武道館やると期待してたけど、オールタイムベストのツアーとは!
公演によってセトリ変わったりするのかな!?


そして曲に。


【閃光】

新譜から。
初期を感じさせる曲以外の中では一番好き!!


サビで"輝きを"と連呼するとこが好き!!


『情景泥棒』はライブ映えする曲ばかり!


これからもたまにミニアルバム作ってほしいな。
フルアルバムよりも気楽に聴けるから割と好きだったりするんだよね、ミニアルバム。


【グローリア】

去年のベストに収録された新曲。


リリース以来毎回ライブでやるから、今回はやんなくても良いかなと思ってたけど、結構楽しめた!


栄純と光舟が歌う部分の歌詞を今度のライブまでにしっかり覚えよう!!


そして将司が叫んだ!


将司
「本当に今日はありがとう!

20周年まだまだ祝ってくれよー!

また生きて会おうぜー!!

また生きて会おうぜー!!!」


出た!今年本人の口から初めて聴けた\(^o^)/


"また生きて会おう!"は大阪では言ってなくて不完全燃焼な気分だったけど、今回2回も聴けて最高だった\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/


そんな気分を更に上げさせてくれた本当に最後の曲は…


【サイレン】!!!

キタコレ!!!
いつぶりか忘れるほど久しぶりに聴けた\(^o^)/


前の2曲が大阪と変わらなかったから、最後の曲は変わるんじゃねぇかと。


【刃】は既にやったから、じゃあ【サイレン】なんじゃねぇかと。


そう期待してたらビンゴ\(^o^)/


疾走感といい、勢いといい、メロディといい、歌詞といい、全てがヤバい!!


爽快な気分で締めくくってくれた\(^o^)/


20周年のツアー、色々なとこに行きたいから、夏フェスはなるべく行かないようにしようかな。。


とにかく来年のツアーファイナルの武道館までは何としても生き延びるぜ!!


セトリ

がんじがらめ
ラフレシア
幾千光年の孤独
赤眼の路上

雷電
墓石フィーバー(キチガイver.)
情景泥棒
情景泥棒~時空オデッセイ~
光の螺旋
桜雪
奇跡
儚き獣たち
導火線

コバルトブルー
Running Away

閃光
グローリア
サイレン


※おまけ(Zepp Osaka Bayside公演のセトリ)

がんじがらめ
真夜中のライオン
孤独を繋いで
その先へ
雷電
生命線
8月の秘密
情景泥棒
情景泥棒 ~時空オデッセイ~
光の螺旋
ヘッドフォンチルドレン
未来
儚き獣たち
導火線
シンフォニア
コバルトブルー
Running Away

閃光
グローリア
無限の荒野