iwatch's blog

ロック好きの会社員。ここでは主に邦楽ロックのライブレポを書いています。

大人なんていないんだ

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ハルカトミユキ
Tour 2018-19 大人なんていないんだ
@渋谷7th Floor


【セトリネタバレ注意】


2019年1発目のワンマンライブはハルカトミユキ!


去年の12月から始まったアコースティックツアーで、東京ではいくつか公演があって、今回は東京公演のラスト。


初めて行く箱だったけど、以前よく行っていたO-Nestの上だった。


会場にはイスが並んでいたけど、整理番号がケツの方だったから空いてる席はないように見えて、最後方で立って開演を待機。


そしたらスタッフから下手側のソファも空いてるから座るよう促された。


後方から前方に至るソファだから出来るだけ前に行くかと思って進んでいったら、ラッキーなことに前から2列目の席が空いてたからそこに座ることにした。


開演時間になり暗転すると後ろの方をチラチラ見る人が何人かいて、"あ、後ろから登場するんだな"と悟ったらビンゴ。


ミユキ→ハルカの順で登場。
ミユキはツアーグッズのキャップを被っていた。
ハルカは前髪パッツン的な今までにない髪型だった。


一曲目は…


【光れ】

ライブでも久々だし、曲自体聴くのも久々だったけど、久々に聴いたらすごく良い曲じゃないかと思った!

希望を感じさせてくれる雰囲気の曲調^ ^


からの…


ドライアイス

絶望に落とす流れ…!
いや、"希望の歌"とハルカは言うけどね^^;

"僕らはいつでも少しの間違いで
蝕まれてゆく日々を
どうすることもできずにいた"

"僕らの夜に出口はなかった"

"ただ生きていて
こんな世界に今更期待などしない"

絶望的な気分になることってあんまりなくなってきたけど、こういう曲やっぱり好きだなぁと思った。


ハルカ
「今日は成人式だけど、"大人なんていないんだ"ってライブをやっています。
20才の頃に思い浮かべてた未来とは大分違うとこにいるなぁと思います。
20才の頃に想像してた通りの未来になった人はどれだけいるんでしょうか。
未来について歌った曲をやります。」


【シアノタイプ】

"未来"と言ったらこの曲だよね。
ハルカトミユキで1番多く聴いた曲。

個人的には恋人がいる人 or 結婚してる人を好きになっちゃって辛い気持ちを歌った曲だと思ってるけど。

"もうちょっとだけ近くにいたいのは僕のわがまま
でも 出来るなら君を好きな僕を許して

"あぁ 本当はずっと先を期待してしまうけど
あぁ 言わないでおくから今はただ笑って"

エモい。。。


【その花の名前は】

1年前の『溜息の断面図』のツアーからやってる未発表曲。
解体新章ツアーでもやってたのになかなか音源化されない。。

後で知ったけど、今回のツアーでは初めて演奏したようだった。
他の公演のセトリを見るとカバー曲と【夜明けの月】を演奏しているブロックだった。


【朝焼けはエンドロールのように】

去年音源化された新しめの曲。
今回聴いて良いなと思った!

結構ドラマチックな曲という感じがした。
映画とかに使われたら更に映えそう。

ギターを打楽器のように演奏してる部分があって良い味出してた^ ^


【君はまだ知らない】

この曲大好きだけど、全然ライブでやらなかったから聴けてすごく嬉しかった!!

この曲もものすごく暗いけど^^;

"永遠に思えてる
残酷な日々すべて
ああ いつ終わるの"

辛い日々がエンドレスだった頃、この曲聴いてカタルシスを感じてたなぁ。。

ミユキが打ち込みのリズムを使っていて新鮮だった!


【嘘ツキ】

この曲をアコースティックライヴでやるとは!
いや、この曲にも打ち込みを使ってたから、今回はアコースティックライヴの枠を超えた趣旨だったのだ!

そして、この曲も大好きだけど、ライブのメニューから外れてしまった曲だから久々に聴けてテンション上がった!

ハルカにしては珍しく女の子っぽい歌詞。
狂おしさと、ワガママさを感じる歌詞で、可愛いくて好き^ ^

"ああ 君のすべてが欲しくなった
ああ こんな欲張りは君のせいなの"

"ああ 君のすべてを待ってるんだ
ああ 君が笑うのを待ち続けてんだ"

コーラスの時にハルカが合唱を呼びかけたから歌えて嬉しかった^ ^

踊れる曲だから、スタンディングのライブでも是非またやってほしい!


【世界】

この曲聴くと新しい世界が始まったかのような希望を感じさせてくれる^。

ライブ1曲目の定番曲だから今回はやらないと思ったから、やってくれて嬉しかった^ ^

この曲でも最後の方でハルカが「良かったら一緒に歌ってください」と言って合唱になった♪


【バッドエンドの続きを】

流れ的には定番だけど、2人編成でやるのは意外だった!

ベースの音も聴こえたから、打ち込みだったのかな?

最悪な展開でもその先の可能性を信じて生きていく意志を歌った曲。
胸が熱くなる…!!


【Pain】

再びメランコリックな曲に。
上げるだけで終わらないのがハルカトミユキらしい。


【ナイフ】

この曲は初めてライブで聴けた!

去年の11月に中畑さん等久々なメンツの編成でのライブでも演奏してて行けなかったから羨ましかったんだよなぁ。

シングルになってもおかしくないくらい良いメロディな曲だと思ってる。

この曲だったか忘れたけど、ミユキがピアノとキーボードを同時に弾いてる時があって、器用だなと思った。


ハルカ
「このツアーは私たちの初めてのシングルになった『17才』のリリースから始まって、その曲は『色づく世界の明日から』というアニメの主題歌に使ってもらったんだけど、今日が終わるとツアーは残り3本になります。」


ミユキ
「終わると寂しいね。。
アニメが終わって。。」


ハルカ
「(ツアーじゃなくて)そっち?w」


ミユキ
「毎週リアルタイムでアニメ観たのって、子供の時以来かも。
今は観ようと思えばいつでも観れちゃうから。」


【17才】

ということでラストは『色づく世界の明日から』の主題歌となったこの曲。
ハルカトミユキの初めてのアニメタイアップとなった。

ハルカトミユキらしい曲とは思わないけど、良い曲だと思うし、ハルカトミユキが広まるキッカケになってほしいな^ ^


アンコール。


ミユキ
「去年もハルカと2人で『解体新章』っていうツアーをして、その時は音を引くことにこだわって、2人の声だけで曲をやってみたりしたんだけど、逆に今回のツアーでは音を足して曲の持っている世界観を追求して、どっちも暖かく受け入れてもらえて、これから何でもやれるっていう自信になりました。」


確かに今回色々工夫してることがわかったし、ミユキが「バンドに負けたくない」って前に言ってたのが、少しずつ実現してきた感じがした。


続いて物販の話に。
ライブ毎に宣伝してるグッズが違うようで今回はミユキが被ってるキャップ。


「キャップとニット帽どっちがいい?」ってミユキが質問してて、頭デカくて帽子似合わないし、ニットは蒸れるし、どっちも被りたくないなって思ってたら、「どっちも被りたくない人っている?」って聞いたので真っ先に手を上げたらミユキが気付いてくれた^ ^


ミユキ
「やっぱりいるんだぁ〜。」


ハルカ
「夏は危ないから被った方が良いよね。」


街でもハルカトミユキのグッズ身に付けていれ
ハルカトミユキが広まる、って感じでグッズの話はひと段落。


ハルカが5月リリースのベストアルバムについて話し出そうとしたら、「ベストアルバム…」と噛んで会場が笑いに包まれた^ ^


ハルカ
「今年って平成何年でしたっけ?30年?」


なかなか正しい答えが会場から返ってこなくて、31年ということがわかった時ハルカが「みんな知らなかったな笑」と言ってまた和んだ^ ^


ハルカ
「私たち平成元年生まれなんで、ベストアルバムにはそれまでの人生と、これからのものも込めたものにしようと思います。」


どんな選曲になるのか、新曲は何曲入るのか、ハルカトミユキが選ぶ集大成が楽しみ^ ^


アンコールは新曲(どんな曲か忘れた。。)と【手紙】を演奏して終了。


最近はあまりハルカトミユキ聴いてなかったけど、ライブ行くとやっぱりガッツリ彼女たちの世界観の虜になる。


この5年間聴いてきた音楽の中でハルカトミユキの占める割合ってかなり高いから自分の心に染み付いてる。


次のツアーは6月で、ちょっと先になっちゃうから待ちきれないなって思って、ワンマンじゃないけど3月の渋谷のライブ行くことにした。


その日を楽しみにまた日々を乗り越えて行こう!


セトリ

光れ
ドライアイス
シアノタイプ
その花の名前は
朝焼けはエンドロールのように
君はまだ知らない
嘘ツキ
世界
バッドエンドの続きを
Pain
ナイフ
17才

新曲
手紙