iwatch's blog

ロック好きの会社員。ここでは主に邦楽ロックのライブレポを書いています。

ANGELS

THE NOVEMBERS
ANGELS ONEMAN TOUR 2019

3/16
仙台LIVE HOUSE enn 2nd

4/6
マイナビBLITZ赤坂


ノベンバの新譜『ANGELS』のリリースツアーの初日とファイナルに行ってきたので、そのライブレポを書こうと思う。
ライブの流れは東京公演をメインに書く。


開場してから開演までのSEはここ1年くらい使われ続けてるピアノの曲。
後からナタリーで、イタリア出身のピアニスト、アルド・チッコリーニの楽曲ということを知った。
エレガントで落ち着いた感じがして心地いいので音源欲しいな。


バババババババ…という新譜1曲目の【TOKYO】のイントロとともに開演!
メンバーが登場し、そのまま【TOKYO】を演奏!


ケンゴはタイコを叩き、小林くんはハンドマイク!
途中からケンゴもギターで演奏に入るとこと、最後の方で高松くんとケンゴがコーラスに入って3人で歌ってる姿が格好良かった!


今までのノベンバにない打ち込みやマリンバを使った前衛的な曲!


3曲目の【ひとつにならずに】ではケンゴが金属の板?を使った独特のギター奏法を披露していた。


仙台では3曲目が終わったあたりで、小林くんが「暑いからライダース着替えてくるね」と着替えに行っていたw
東京ではライダース着てなかったw


新譜に収録されたカバーの【Ghost Rider】では一際盛り上がった!


もう一曲カバーやります、ということでhideの【HURRY GO ROUND】を披露。


最後に何度か繰り返された"また春に会いましょう"というフレーズがこの季節にピッタリだった^ ^


【HURRY GO ROUND】については仙台ではこんなようなことが語られた。


小林くん
「今からやる曲は去年出した『TODAY』という作品のツアーでも一回やったんだけど、『ANGELS』を作るモチーフになった曲です。』


どういうところがモチーフになったのか興味あるなぁ。


7曲目は新譜から【Everything】。
リリース前に公開された曲の一つ。


今回のアルバムは今までのノベンバにはない曲が多いけど、この曲は甘美かつ幻想的で、ノベンバの王道の一つを感じさせてくれる。
名曲^ ^


9曲目は往年の名曲【Misstopia】。
いつもとは違って『ANGELS』の曲達に寄せた雰囲気を少し感じた。


続いて前作から【Hallelujah】。
最後の方の高松くんの"あーあ あーああ"のコーラスの部分が祝福感溢れてて一緒に歌いたくなる^ ^
そうさ全部燃やして〜♪


そして後半のラウド曲ゾーンに突入!


【Gilmore Guilt More】

ライブ盤にも収録されたアレンジ。
まず小林くんがコーラスを重ねて録音していく。

穏やかに始まり激しくなっていく感じが良い!
基本的に同じフレーズの繰り返しで、7分以上にもわたるのに長く感じないのがすごい!


【鉄の夢】

5年前くらい前にリリースされてからライブの定番曲になったこの曲。

ゆっくりとしたBPMだけど、小林くんのボーカルや悲鳴みたいなシャウトが狂気に満ちていて最高!

頭振らずには聴けない曲!


【Blood Music. 1985】

ここ数年のライブでは同じアルバムに収録されてる【Xeno】かこの曲かどちらかを演奏している印象だけど、この曲の方が圧倒的に好きだから嬉しかった!

激しさ極まれり!といった曲!

"ためらわず打ち砕く
一瞬で退屈を吹き飛ばす
ためらわず打ち砕く
一瞬で退屈を吹き飛ばして

どうにかなってしまいそうな
めちゃくちゃになってしまいそうな"

めちゃくちゃになっちゃえ!みたいな投げやりというか退廃的な激しさが最高にテンションを上げてくれる!!

ちなみに仙台ではこの曲のブリッジのとこで小林くんが急にステージから姿を消して何かと思ったら、ズボンのチャックが壊れたから着替えてきたとw

急に小林くんが消えて他のメンバーは演奏繋いでたけど、高松くんとかさすがに困惑気味だった^^;

仙台では2回も着替えに行ってて面白かったなぁwww


【DOWN TO HEAVEN】

新譜の中で1番最初に先行公開された曲。

打ち込みのリズムから始まり、不気味な第一印象だったけど最初から格好いい!と思えた曲だった。
『ANGELS』で1番好き!

"因果応報" "百鬼夜行" "阿鼻叫喚"といったおどろおどろしいフレーズが曲の不気味さに合ってて良い!

ハンドマイクで歌う小林くんが格好良かった^ ^



【BAD DREAM】

新譜でMVも作られた曲。

【DOWN TO HEAVEN】の方が好きだけど、この曲も少し良いなと思えるようになってきた。

ツイッターhydeっぽい雰囲気の歌い方というのを見かけて、そんな気がしてきたし、ラルクyukihiro曲のような感じもしてきた。


【Close To Me】

新譜のセンチメンタルで美しい曲。

仙台では歌う前に小林くんがこんなようなことを話してた。


小林くん
「例えば大切な人にイライラした感情をぶつけて、そういう時でも美味しいもの食べたりすると心が落ち着くということがあって。

そんな時に、空腹なんかで大切な人を大事にすることも出来なくなるのかって、げんなりするんですよね。」


そういうことを歌った曲だと。

そこまで考えが至れる小林くんは十分優しくて心が綺麗な人だと俺は思った。


【ANGELS】

新譜の最後の曲で本編ラスト。

天使っていうと優しさとか、かわいらしさというイメージが自分にはあるけど、この曲は壮大で力強くて、ミカエルみたいな大天使ってイメージをこの曲には感じる。

ラストを飾るに相応しい曲だと思う!


そしてアンコール。


小林くん
「最後に1曲思い切りやって帰ります。
また良い顔で会いましょう。」


【黒い虹】

ラウド曲ゾーンでやらなくて、前作の曲なのに御蔵入りかと思ったけど、最後にやってくれて良かった!

ここ数年のノベンバには欠かせない最高に格好いい曲!!


仙台の時はまだ新譜が自分にとって難解で、自分の中に落とし込みきれてなかったけど、ファイナルの赤坂で最高の気分になれた!


ノベンバのライブの生のギターノイズとか、音の圧倒さとか、雰囲気とか超絶で本当言葉に出来ない素晴らしさがあるんだよなぁ。。


ノベンバのライブは格別だけど、今回のツアーで更に一つ上のステージに到達したと思った!


日本最高峰、いや世界にも通じるレベルだと思う!
もっと高く評価されてほしいものだ。。


ワンマンはしばらくなさそうだけど、近々またノベンバのライブ観たい!!


セトリ(ファイナル)

TOKYO
Zoning
ひとつにならずに
1000年
Ghost Rider
HURRY GO ROUND
Everything
plastic
Misstopia
Hallelujah
Gilmore Guilt More
鉄の夢
Blood Music. 1985
DOWN TO HEAVEN
BAD DREAM
Cloth To Me
ANGELS

黒い虹