iwatch's blog

ロック好きの会社員。ここでは主に邦楽ロックのライブレポを書いています。

NEO TOKYO

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11/11

THE NOVEMBERS
NEO TOKYO -20191111-
@渋谷TSUTAYA O-EAST


11月ということで今年もこの日にノベンバのワンマンが決行された!


いつもとは違うライブタイトルが特別なライブになることを予感させた。


会場の外のフラワースタンドの1つに俳優の綾野剛から贈られてきたものがあった。
そういえばファンだったよね。
どんどん広めてほしい!


中に入ると雨のような、水が流れるような音が延々とSEとして流れていた。


開演時間を数分過ぎた頃、そのSEが違ったものに変わると同時に徐々に暗転し、ノベンバの面々が登場!


小林くんはオールバックで目の周りを赤く塗るメイクで、黒地のロングの足元まであるシャツ(ワンピース?)を着ていた。


ずっと逆光の照明だったから終盤まで服の模様かわからなかったけど、紫・青・緑の花柄だった。


高松くんもロングのシャツ。
柄はなく黒一色。
超ロングの髪をばっさり切っていた。
(それでも長めだけど)


1曲目は…


【Louder Than War(2019)】

イントロの高松くんのヘヴィなベースのリフがメチャクチャ格好いい!!


数日前にノベンバのツイッターがこの曲をアップしてたから演奏するんだろうなとは思ってたけど、1曲目とは!
今回のライブが特別なものになる予感を感じさせてくれた!


副題?に2019ってあるからセトリに選ばれたのかな。
久々に聴けて良かった!


【彼岸で散る青】

ダークで美しくて格好いい曲!
久々に聴いたと思ったら去年の11月も演奏していた。。


【黒い虹】

!!!


いつもは終盤でやるのに序盤に持ってくるとは!
マジで特別感ハンパないセトリ!!


ワンコーラス目が終わってケンゴが腕を上げ、盛り上がる会場!!


轟音凄すぎて、曲終わった後に後ろにいたカップルらしき男女の女子の方が「耳がおかしくなった。。」と言ってた^^;


素晴らしき轟音^ ^


小林くん
THE NOVEMBERSです。
今日はNEO TOKYOへようこそ。」


【I.Dream of Venus / II.children】

!!!!!


まさかの!!!!!
もう一生聴けない気がしてた曲!!!
大好きな曲だから心の中で歓喜しまくりだった!!!


壮大な曲だから終盤にやりそうなのにこんな序盤でやるとは何と豪華なのか。。。
このライブに行かなきゃ一生後悔するレベルだった。。。


この曲から小林くんがギターレスになって、この曲ではスタンドマイクで歌い、間奏で不思議な舞を披露していた^ ^


【みんな急いでいる】

穏やかで綺麗な美メロ曲^ ^
タイトルと曲調にギャップがあって印象に残る。


後で歌詞を読んだら、せわしない日常と被ってちょっと切ない気分になった。。


【クララ】

またレア曲!!
この曲が収録された『Elegance』のツアーでしか聴いたことがない。


妖しく美しい曲調が印象的。


レア曲やってくれる好きなあの曲とかあの曲が聴ける日がいつか来るんじゃないかと未来に期待が募る^ ^


【plastic】

今年リリースされた新譜『ANGELS』から。
これも妖しげな雰囲気を持っている曲だから前の曲との調和性を感じた。


歌詞を改めて読むと、失いそうにならないと大切さに気付けないということを歌っていて、プラスティックとはそんな風にしか思えない心を指しているのかと思ったりした。


【Everything】

『ANGELS』からの曲が続く。
甘美で幻想的なメロディと曲調が心地良い^ ^


確かこの曲でレーザーが使われてて、より幻想的な美しい世界を彩っていた^ ^


曲が終わるとギターを携える小林くん。
早くも激しい曲ゾーンに入る。


【永遠の複製】

イントロがまるで世界の終わりへの序曲のような雰囲気を感じさせる。。
退廃的で美しい世界観。。堪らない。。


【鉄の夢】

定番曲が炸裂!!
ダークでヘヴィで激しくて最高!!


裁断していく
裁断していく
裁断していく
裁断していく
裁断していく
裁断していく
裁断していく
アァァァァァァァァ!!!!!(悲鳴のような叫び)


ホラーだわ^ ^


【Ghost Rider】

『ANGELS』から。
盛り上がる会場!!
今までと何か違う感じに聴こえた。


この辺りで“NEO TOKYO"なのに【TOKYO】はやらないのかなとふと頭によぎる。
今までのライブだと1曲目や激しい曲ゾーンの頭にやるイメージだったから。


【こわれる】

今回のライブでは最も古い曲!
近々この曲が収録された『picnic』をフィーチャーした"天使のピクニック"の地方公演を控えてるから演奏してくれたのだろう。


成長した今のノベンバとは違い、昔の曲にはヒリヒリしたものや勢いが感じられる。
ノベンバは最高を更新し続けるけど、昔の曲もやっぱ良い!
上がった!!


【Xeno】

更に激しさを増す流れ!!
飛び交うレーザー!!劇的に点滅するライト!!


すごく良いんだけど、前半の意外性の連続と比較すると鉄板的だな…と思い始めていたらこの後すごい展開に…!!


小林くんが再びギターレスになり、ハンドマイクスタイルになって、ケンゴの前に太鼓が置かれたから【TOKYO】が演奏される事は明白だった。


しかしそれは違っていた…!!


小林くん
「改めて今日はNEO TOKYOへようこそ。」


【NEO TOKYO】

曲の冒頭でケンゴが目の前の機械をいじくり電子音を鳴らす。
これだけでもいつもと違ったのに曲の後半からアレンジが明らかに違った感じに!


"ラッセラーラセラセラセラー
"ラセラセラセラセラセラセラッセラー"


と小林くんが歌い出した!


そしてステージをスキップしながら駆け抜ける小林くん…!!
繰り返されるラッセラー…!!


まさにトランス状態!!
異次元でカオスな時間だった…!!
最高!!


ラッセラーの時に小林くんが以前サンプリングした暴走族のバイク音を使ってたみたいだけど、ラッセラーに気を取られすぎて全く気付かなかった。。)


ライブ後に知ったけど、ラッセラーは『AKIRA』のサントラ曲で、それを【TOKYO】に融合させたようだ。
物凄いセンス…!!


だからライブタイトルも『AKIRA』の舞台の"NEO TOKYO"なのね。。
AKIRA』は概要しか知らないから作品にちゃんと触れたくなった!


【DOWN TO HEAVEN】

ラッセラーで狂気に勢いづいて最高に上がった!!


簡易包装の輪廻転生
因果応報に順次対応
百鬼夜行の阿鼻叫喚に
吐いたブルシット、しらみつぶし
DOWN TO HEAVEN!!!
DOWN TO HEAVEN!!!
DOWN TO HEAVEN!!!
DOWN TO HEAVEN!!!
DOWN TO HEAVEN!!!
DOWN TO HEAVEN!!!
DOWN TO HEAVEN!!!
HEAVEN!!!HEAVEN!!!
HEAVEN!!!HEAVEN!!!
HEAVEN!!!HEAVEN!!!
アァァァァァァァァァァ!!!!!!


最高の狂気!!!カオス!!!
BPMが速いわけでもないのに、こんなにテンション上がる曲はない!!


この曲だけじゃないけど、小林くんのスタンドマイクやハンドマイクのパフォーマンスがライブ毎にどんどん洗練されたものになっていってる!!


【BAD DREAM】

今回最後のダークで激しい曲!!


最初の頃あんまり好きじゃなかったけど、ダークでカオスで幻想的な曲調と歌詞の世界にいつの間にかドップリとハマっていた…!!


YOU'RE AWAKE IN SOMEONE'S BAD DREAM
YOU'RE AWAKE IN SOMEONE'S…!!!


小林くん
「次の曲で最後になります。
最近ノベンバは面白くなってきてて…。
東京でのワンマンは今年最後だけど、面白くなってきやがったぜって感じでこれからやっていくんで宜しくお願いします。」


【今日も生きたね】

穏やかで心が浄化されていく超名曲。。
今回、ダークな曲の連発が激しかったから浄化感がハンパなかった。。


今日まで生きてきた事を祝福してくれるような曲で、今日まで生きてきて良かったと思えた。。


そしてアンコール。
本当のラストの曲は…


【ANGELS】

『ANGELS』がリリースされた年だからこそのラスト曲!
天使の名に相応しい曲の壮大さがこれからのノベンバの最高の未来を予感させてくれた…!!


さぁ歌おうANGELS♪


「また良い未来で会いましょう」


そう言って小林くんは去っていった。
進化して面白くなってきやがってるノベンバの未来には期待しか感じられない…!!


このライブは絶対何らかの作品にしてほしいと思ったら映像化が発表された!
やったぜ!


そして来年のツアーも!!!


本当ノベンバには目が離せない!!!


セトリ

[本編]
Louder Than War(2019)
彼岸で散る青
黒い虹
I.Dream of Venus / II.Children
みんな急いでいる
クララ
plastic
Everything
永遠の複製
鉄の夢
Ghost Rider
こわれる
Xeno
NEO TOKYO
DOWN TO HEAVEN
BAD DREAM
今日も生きたね

[アンコール]
ANGELS